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読書記録 - 「恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで」 春日 武彦 著 (中公新書)

著者による恐怖の定義は、

①危機感

②不条理感

③精神的視野狭窄

これら三つが組み合わされることによって立ち上がる圧倒的な感情が、恐怖という体験を形づくる。

としています。

著者がこれまで読んできた本や見てきた映画などから恐怖にまつわる話をいろいろ紹介して、著者の感想というか簡単な解説が続く、というかたちです。

この三つが「恐怖」に必要だとすると、②、③は人間特有なもの(?)だから、恐怖は人間しか感じないのかな?動物も感じるのかな?と思いました。