1984年が初版で、2017年が改版の初版です。
序章のタイトルが、「地球儀を片手に」ということで、地球儀を手元に置いて読んだらもっとよく理解できるだろうなと感じました。
地球儀が手元になかったので、正直、よくわからなかったです。
本書の最後に1970年にインド海軍の人が書いた論文の記述があって、そこに「中国の将来における野心には油断がならない。それで、これを予防するひとつの手段として、インド、豪州、日本の連携が考えられることもなかろう」と」書かれているそうです。
50年以上も前に書かれていて、先見の明のある人の考えは凄いなと思いました。