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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の建築物リフォーム・リニューアル調査のデータ分析3 - geom_point()関数で散布図を描く。top_n()関数で上位/下位を抽出する。

UnsplashZoe Schaefferが撮影した写真 

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の続きです。前回はヒストグラムで一つの変数の分布をグラフにしてみました。

今回は、散布図で二つの変数の関係性をグラフにしてみます。

まずは、l_shotoku23とl_totalです。

l_shotoku23が大きいと、l_totalも大きいという正の相関関係が見られます。

次は、l_shotoku23とratioをみてみます。

あんまり相関はない感じです。

l_totalとratioをみてみます。

これもあまり相関は無いようです。

cor()関数で相関係数をみてみます。

l_shotoku23とl_totalの相関係数は、0.65, l_shotoku23とratioは-0.117, l_totalとratioは-0.067となっています。

l_shotoku23のtop5をみてみます。

top5といっても2016年度、2017年度、2018年度の3つの年度があるので、上位15の観測を表示しています。東京都、愛知県、栃木県、静岡県、富山県、滋賀県、茨城県が表示されました。top_n()関数で上位15の観測だけにして、arrange(desc())関数で大きい順に表示しています。

bottom5も表示してみます。

沖縄県、鳥取県、宮崎県、鹿児島県、奈良県、青森県が表示されました。top_n()関数で、top_n(-15, l_shotoku23)のようにマイナスの数字を入れると、小さいほうの観測をとってきます。

l_totalのtop5をみてみます。

東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、北海道、埼玉県がランクインしました。

bottom5をみてみます。

高知県、沖縄県、奈良県、島根県、佐賀県、大分県、鳥取県、和歌山県、山梨県が表示されました。

ratioのtop5を見てみます。

島根県、岡山県、岩手県の3県がratioが1.0以上のときがありました。この3県と宮崎県、福井県、大分県、兵庫県、埼玉県、神奈川県、鳥取県、和歌山県、福岡県が表示されました。

ratioのbottom5をみてみます。

徳島県、沖縄県、佐賀県、山梨県、栃木県、静岡県、群馬県、福井県、茨城県、福島県、香川県が表示されました。これらの県は、住宅のリフォーム・リニューアルの金額よりも、非住宅のリフォーム・リニューアルの金額のほうがうんと多いということですね。

今回は以上です。

次回は、

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です。