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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

消費者物価指数の分析2 - R言語のplot関数でグラフを描く

 

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 の続きです。前回は、消費者物価指数(年平均)のデータをR言語に読込ませ、平均値などの記述統計量を算出しました。前回作成したデータフレームは、下図のようなものでした。

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このようなデータフレームですが、この中の変数でNAがある変数がいくつかあります。

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上下水道料」「補習教育」「教育関係費」「教養娯楽.関係費」「情報通信.関係費」の五つです。NAがあるとデータの分析が面倒なので削除してしまいましょう。

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DF_CPI3 <- DF_CPI2 というコマンドで新しく作成するデータフレームを作っています。そのあとに、DF_CPI3$上下水道料 <- NULL というように削除したい変数を指定してNULLにしています。ls関数で変数名を全部表示しましたが、「上下水道」などが削除されているのがわかります。

今回はplot関数で消費者物価指数の推移をグラフにしてみましょう。でもこれだけの数の変数全部をグラフにするのは大変なので、for関数を使って自動的にグラフを描くことを考えます。

DF_CPI3の1列目は「年」なのでこれがX軸になってY軸は2列目、3列目~~68列目となります。なので、グラフは67個ですね。

for関数で10個ずつ作成していきましょう。

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というようにfor関数でグラフを大量に作成しました。

こうしてみると、たばこは毎年上がっているようですが、家庭用耐久財や通信などは下がっているなど品目によって値動きがまちまちだとわかります。

 

 次回は

 

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です。