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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

経済センサスの事業所に関する集計データの分析7 - 仙台の面積の謎

 

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 の続きです。

前回の分析で気になることがありました。仙台は従業者数が増加していたのに、面積従業者数が減少していたんです。面積従業者数は、従業者数 / 面積 で計算されますから分子の従業者数が増えているのに値が減っているということは、分母の面積が従業者数の伸び以上に増加しているということですからね。。。

ちょっと調べてみましょう。まずは、2012年、2016年のそれぞれの地域の面積を計算してみましょう。従業者数 / 面積従業者数 で計算します。

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2016年の面積です。単位は何かな?総従業者数は人で、面積従業者数は1平方キロメートル当たりの人数ですから、平方キロメートルですね。仙台は6504平方キロメートルです。

2012年の面積を計算します。

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仙台の面積は5968平方キロメートルです。やっぱり仙台の面積が増えていますね。

こんなことってあるのかな?というか、たぶん詳しく経済サンセスのデータを読めば書いてあるんでしょうけどね。

せっかくなので面積の伸び率も計算します。

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おー。仙台よりも札幌や静岡浜松のほうが面積の伸びが高いですね。関東、広島、新潟は逆に縮んでいます。

今回は以上です。経済サンセスデータ、かなり興味深いですね。