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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

読書記録 - 「考えることの科学 推論の認知心理学への招待」 市川 伸一 著 中公新書

初版は1997年2月で、私が手にしたのは2021年8月の16版でした。

 

人間がどのように身の回りの事柄を推論するのかなどが書かれていて、いろいろな心理学の分野の興味深い実験事例が多数紹介されています。

私が一番、面白いというか不思議に思ったのは、3人囚人問題というものです。事前に看守から誰が処刑されるかを聞くと、場合によっては聞かないときよりも自分が処刑される確率が高まってしまう、という問題です。