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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

読書記録 - 「人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」」 篠田 謙一 著 中公新書

2021年に出版されました。

1万年以上昔のDNAを解析できるということに驚きました。

人類がアフリカ大陸からユーラシア大陸、オセアニア地域、南北アメリカへと徐々に拡大していく過程をDNAから探っていくことができるということです。

ネアンデルタール人とクロマニヨン人が並列で存在していて、ネアンデルタール人のDNAが我々にも一部受け継がれているそうです。

人類のグループごと、例えば、縄文人、弥生人、大陸の人などのゲノムの違いを主成分分析の第一主成分と第二主成分で散布図を作成して、どのグループとどのグループが近いか(遠いか)と図示しているグラフがたくさんあって興味深かったです。