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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別のボランティア活動行動者率の分析2 - 島根県、鳥取県、鹿児島県がボランティア活動行動者率が高い。

 

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 の続きです。

今回はどこの都道府県がボランティア活動が盛んなのか見てみます。

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まず、準備作業でVOLU変数にnames関数で都道府県名の名前属性を付与します。

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VOLU[YEAR == "2006年度"]として2006年度だけにしてから、sort関数で小さい順に並び替えました。鳥取県、島根県、滋賀県が上位で、沖縄県、大阪府、東京都が下位です。

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2011年度は上のようになりました。山形県、島根県、鹿児島県が上位で大阪府、沖縄県、青森県が下位です。

2006年度と2011年度の平均でもみてみましょう。

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島根県、鳥取県、鹿児島県が上位で、大阪府、沖縄県、青森県が下位です。

2006年度から2011年度にどのくらい変化したかも都道府県別にみてみましょう。

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まず、2006年度と2011年度で都道府県が同じ順番かを確認しました。names属性が2006年度と2011年度を比較して、sum関数でTRUEの数を数えています。47なので、TRUEが47個、47都道府県全部TRUEということで同じ順番です。

それでは、変化幅を計算して、小さい順に表示します。

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山形県、沖縄県、秋田県などが変化がプラスの上位です。石川県、宮崎県、福島県が変化がマイナスの上位です。

この変化幅の基本統計量をsummary関数、var関数およびsd関数でみてみます。

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最小値は -3.8, 最大値は 4.1, 平均値は -0.1021, 中央値は -0.2, 分散は 2.80, 標準偏差は 1.67です。

hist関数でヒストグラム、boxplot関数で箱ひげ図を描いてみます。

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今回は以上です。