の続きです。
今回は、R言語のhist関数でヒストグラム、boxplot関数で箱ひげ図を描き、データを視覚化します。
ヒストグラムを見ると、Saku_Kanが一番ばらつきが小さいような気がします。
boxplot関数で箱ひげ図を描いてみます。
1飼養家当りの牛の数の箱ひげ図です。4つの外れ値があります。
搾乳牛と乾乳牛の比率には外れ値はありません。
大人の牛と子どもの牛の比率には3つ外れ値があります。
ヒストグラム、箱ひげ図の形状を見ると、Saku_Kanが一番ばらつきが小さいようです。
変動係数(CV)を計算して数値的に確認しましょう。
変動比率は 標準偏差 / 平均値 で計算します。R言語ではsd関数で標準偏差を計算します。
変動係数はSaku_Kanが0.059と一番小さいです。つまりSaku_Kanが一番ばらつきが小さいということで、ヒストグラム、箱ひげ図を見た印象と一致しました。
今回は以上です。