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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

地域ブロック別の栄養素等摂取量のデータ分析5 - R言語で主成分分析(PCA)をする。

 

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 の続きです。

今回はR言語で主成分分析(PCA)をしてみようと思います。

まず、datというデータフレームから平均値だけのデータフレームにします。

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次に、typeはもう平均値だけなので必要ないのでtypeを削除します。

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tapply関数を使って、eiyousoとregionごとの平均値を出します。

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こうして作成したdat_averageというデータフレームですが、変数の数はどのくらいあるのでしょうか?

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なんと、40個もあります。

このように変数が多くてデータの概要を理解するのが難しいときに主成分分析(PCA)を使います。

prccomp関数を使います。

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pcaobjectのサマリを見てみます。

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3行目のCumulative Propostionを見ると、PC1で46%、PC2までで68%データを説明できます。

グラフにしてみます。

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PC5ぐらいまでで90%ぐらい説明できるということですね。つまり40個の変数を5つぐらいに縮小できるということですね。

biplot関数でグラフにしてみます。

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横軸をPC1, 縦軸をPC2にしてそれぞれの地域をプロットしています。

近畿1と近畿2は隣接していますから、栄養摂取に関しては同じようなものだとわかります。

それに対して、関東1と関東2は離れていますから地域差があります。

東北と北陸も同じような栄養摂取ですね。

北海道はPC1は大きく、PC2は小さいということですね。

今回は以上です。

今回は

 

 を参考にしました。

はじめから読むには、

 

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