www.crosshyou.info

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

地域ブロック別の栄養素等摂取量のデータの分析4 - 地域別、年度別のカルシウム摂取量を見てみる。

 

www.crosshyou.info

 の続きです。

今回はカルシウムを見てみます。

f:id:cross_hyou:20210109090507p:plain

f:id:cross_hyou:20210109090526p:plain

はっきりした傾向は無いようですが、2014年に大きく落ち込んだ地域が二つありますね。どこでしょうか?

f:id:cross_hyou:20210109091144p:plain

f:id:cross_hyou:20210109091159p:plain

2014年は近畿2と南九州が落ち込んでいたのですね。四国が一番多くカルシウムを摂取していました。

各地域ブロック別のカルシウム摂取量を箱ひげ図で表現してみましょう。

f:id:cross_hyou:20210109092122p:plain

f:id:cross_hyou:20210109092139p:plain

mutate(region = reorder(region, value, FUN = mean)のところでregionを平均値の順番に並び替えています。北海道が一番カルシウム摂取量が低く、関東1が一番多いです。

地域ブロック別のカルシウム摂取量に違いがあるのかどうか、ANOVA分析をしてみます。

f:id:cross_hyou:20210109093139p:plain

p値は0.172となっていますので、地域ブロック別のカルシウム摂取量に違いがあるとは言えないですね。

年度別ではどうでしょうか?

f:id:cross_hyou:20210109093515p:plain

p値が0.009193と0.05よりも小さいです。年度別には違いがあると言えます。

グラフにしてみましょう。

f:id:cross_hyou:20210109094403p:plain

f:id:cross_hyou:20210109094423p:plain

2014年の近畿2と南九州の極端な落ち込みはどうしてなのでしょうね?

今回は以上です。

はじめから読むには、

 

www.crosshyou.info

 です。