www.crosshyou.info

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別のケーブルテレビ加入世帯数のデータの分析2 - 東京都のブロードバンド契約数の伸びは凄い。

 

www.crosshyou.info

の続きです。

まず、year: 調査年度が何年度からあるのかを確認しましょう。

f:id:cross_hyou:20210206100508p:plain

2010年度から2017年度までの8年間のデータがあります。

こんどは、それぞれの数値型の変数の平均値、標準偏差、変動係数の年度ごとの数値をみてみます。

f:id:cross_hyou:20210206100659p:plain

tv: テレビ放送受信契約数とbb: ブロードバンドサービス契約数は年を経るごとに平均値は増加していますが、catv: ケーブルテレビ加入者数は年を経るごとに減少しています。

catvの年ごとの箱ひげ図を描いてみます。

f:id:cross_hyou:20210206101156p:plain

f:id:cross_hyou:20210206101232p:plain

数値の大きい都道府県がいくつかありますね。縦軸を対数表示にしてみます。

f:id:cross_hyou:20210206101953p:plain

f:id:cross_hyou:20210206102007p:plain

年度ごとにcatvの平均値は違うのかどうか、ANOVA分析をしてみます。

f:id:cross_hyou:20210206102302p:plain

p値が1なので、年度によるcatv: ケーブルテレビ加入世帯数に違いがあるとは言えないです。

tv, bbもANOVA分析をしてみます。

f:id:cross_hyou:20210206102603p:plain

tv: テレビ放送受信契約数は年度による違いはなさそうですが、

bb: ブロードバンドサービス契約数は年度によって違いがあります。

グラフにしてみましょう。

f:id:cross_hyou:20210206102947p:plain

f:id:cross_hyou:20210206103002p:plain

凄い伸び率で増加しているところがあるようですね。

折れ線グラフでみてみます。

f:id:cross_hyou:20210206103337p:plain

f:id:cross_hyou:20210206103355p:plain

bb: ブロードバンド契約数が一番多いところは、他の都道府県とは伸び率が全然違う感じですね

2017年度のbbの上位の都道府県を確認しておきましょう。

f:id:cross_hyou:20210206103733p:plain

東京都、大阪府、神奈川県、愛知県、埼玉県、福岡県の順番でした。

東京都の折れ線グラフの傾きは、他の道府県とは違いますね。

今回は以上です。

次回は、

 

www.crosshyou.info

 です。

はじめから読むには、

 

www.crosshyou.info

 です。