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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の所定内給与額のデータの分析4- R言語で男女の給与額の格差を見る。沖縄県が一番格差が小さい。

 

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 の続きです。

 前回は男女の所定内給与額を見ました。

今回は、その比率を計算することからはじめます。

R言語のmutate関数を使います。

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ratio: 男性の1日当りの所定内給与額/女性の1日当りの所定内給与額としましたので、値が大きいほど、男女差があるということですね。

年度ごとの平均値をグラフにしてみます。

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年を追うごとに値は小さくなっています。男女格差がだんだんなくなっているということですね。

都道府県別で見てみます。

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富山県、福井県、茨城県などは値が大きいですから男女格差が大きいです。

沖縄県、神奈川県、千葉県は値が小さいですから男女格差が小さいです。

2005年度と20017年度を比較してみます。

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2017年度の大きさで都道府県を並べていますが、2005年度はけっこうバラバラになっていますね。

例えば、山口県は2005年度は男女格差が大きかったですが、2017年度は下から数えて10番目くらいにまで男女格差が縮まっています。

今回は以上です。

 次回は

 

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