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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

KaggleのTitanicのデータの分析9 - Cabinの分析、Cabinのデータが無い人の生存確率は約30%

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Photo by Ricky Kharawala on Unsplash 

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今回は、Cabinを調べます。客室ということでしょうかね?

まず、NAがあるかどうかを調べます。

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1014もNAがありますね。

他のデータはどんな形態でしょうか?はじめの50個ぐらいを表示してみます。

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NAが多いのですね。その他はC85やE46など始めの一文字がアルファベットで残りが数字のパターンでしょうか?

分析しやすいように、始めの一文字だけの変数をまず作り、NAはn_aとでもします。

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この小文字のcabinでtrainとtestで度数を比較します。

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n_aが圧倒的に多いのですね。prop.table()関数で比率でやってみます。

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おんなじような比率に見えます。chisq.test()関数でtrainとtestの度数に違いがあるのかどうかを検定します。

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p-valueは0.7438と0.05よりもうんと大きな値です。trainとtestでcabinの分布に大きな違いは無いようです。

Survivedとcabinの関係をみてみます。それぞれの生存率をみてみます。

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n_aは生存率が30%と他のより低いですね。Tは一人しかいませんでしたがこの人は死亡したのですね。

n_aとTをベースにしてダミー変数を作成します。cabin_aからcabin_gまでですね。

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こうして作成したダミー変数を説明変数、Survivedを被説明変数にしてlm()関数で回帰分析をします。

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(Intercept)の0.29942はCabinがNAかTで始める客室の人の生存率です。約30%です。

cabin_dの係数が一番大きくて0.45816です。

つまり、0.29942 + 0.45816 = 0.75758, 75.8%の生存率ということですね。

今回は以上です。

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