コメ問題と田んぼ問題がごちゃまぜになっていることが問題のようです。
今世紀中、この本では2052年ごろに、日本の農地が余る状態、つまり、全部の農地で作物を作ると日本人が必要とする以上の量の作物ができてしまう状態になるそうです。
著者はそれをP転換点と言い、余ってしまう土地の面積のことをX 領域と呼んでいます。
今のうちから、このX領域をどのように有効活用するかを議論しておかないと、現在のコメ・田んぼ問題と同じようにグダグダな状態になってしまうと訴えています。
このX領域の面積を全部太陽光発電に使えば、日本で使っている電力を全て賄えるだけの発電量になるということなので、原発反対派の私としては、それがいいかなと思いました。