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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の医療施設調査の病院数のデータ分析5 - 人口10万人当たりの病院数の変化を見る。福井県が大幅に減少。

UnsplashAhmed Zayanが撮影した写真 

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の続きです。

今回は1999年の人口10万人当たりの病院数と2019年の人口10万人当たりの病院数を比べてみましょう。

1999年の人口10万人当たりの病院数を求めるためには、1999年の都道府県別の人口のデータがないとわかりません。そこで、政府統計の総合窓口(www.e-stat.go.jp)からデータをダウンロードしました。

このようなCSVファイルです。

これを、Rにread_csv()関数で読み込ませます。

head()関数で読み込みが上手くできたか確認します。

必要なのは、1999年と2019年の人口だけなので、filter()関数で1999年だけのデータフレーム、2019年だけのデータフレームを作ります。

rename()関数で変数名をそれぞれ、popからpop1999とpop2019に変えています。

この2つのデータフレームを、cbind()関数で結合します。

2, 3, 4, 5, 6, 8, 9, 12の列だけ使います。

select()関数で変数を並び替えます。

per10をper2019に名前を変更して、1999年の人口10万人当たりの病院数をper1999という名前で作成します。

rename()関数で変数の名前を変更して、mutate()関数で1999年の人口10万人当たりの病院数の変数を作成しました。

これで、人口10万人当たりの病院数が1999年と2019年でどのように変わったかを見ることができます。

散布図を見てみましょう。

geom_abline(intercept = 0, slope = 1, color = "red") で45度線を赤い色で追加しています。

この45度線よりも下にある都道府県は、人口10万人当たりの病院数が減少した件で、上にある県は、増加した件です。

増減の変数を作成して、棒グラフで表現してみます。

福井県が大幅に減少していることがわかります。

今回は以上です。

次回は、

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