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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の雇用動向調査のデータ分析1 - Rのread_csv()関数でCSVファイルを読み込み、filter()関数やmutate()関数でデータを整え、skim()関数でデータを確認する。

Bing Image Creator から作成

今回は、都道府県別の雇用動向調査のデータを分析します。

政府統計の総合窓口(e-stat)のホームページからデータをダウンロードします。

入職者のところをクリックしてみます。

性、都道府県、職歴、年齢別入職者数のDBのところをクリックしてみます。

こんな感じのデータです。CSVファイルをダウンロードします。

このようなCSVファイルがダウンロードできました。未就業者のデータもありましたが、今回は既就業者(転職入植者)に絞りました。9行目は変数名を私が入れました。

このCSVファイルをRに読み込ませます。

はじめに、tidyverseパッケージを読み込んでおきます。

そうしたら、read_csv()関数でCSVファイルを読み込みます。

gender, year, prefの3つの変数が文字列型のデータ、その他のデータが数値型です。

gender, year, prefの頻度をtable関数でみてみます。

select()関数でgender, year, prefの3つだけを選択して、lapply()関数の中でtable()関数を使いました。

genderは合計、女、男でそれぞれ336の観測数

yearは2014年から2020年でそれぞれ144の観測数

prefは47都道府県でそれぞれ21の観測数です。

欠けている観測は無いようです。

次は、数値データの基本統計値を見てみます。

これらの数値は既就業者(転入職者数)で、千人単位です。NAの観測がu19, a55_59, o65の変数でいくつかあります。これは0に置換しましょう。

元のNAの情報はとっておきたいので、新しくdfという名前のデータフレームを作り、そのデータフレームのNAを0に置換しました。

確認します。

NAがなくなっています。

そういえば、prefの中に「全国」がありました。これは分析には必要ないので、削除しておきます。

これで、分析するためのデータフレームが整いました。skimrパッケージのskim()関数を使ってデータフレームの様子を確認します。

skim()関数はそのままだと数値データのヒストグラムを表示します。

select(-numeric.hist)を加えてヒストグラムを非表示にしました。

n_missingがすべて0なのでNAが無いことがわかります。平均値はa25_29が10.1で一番多いです。最大値はa40_44で214です。

今回は以上です。

次回は、

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です。