「日本人は読めるけど聞けない、話せない」という主張は、「日本人はネイティブスピードの半分以下の速度でなら読めるけど、ネイティブスピードで会話はできない(聞けない、話せない)」という、いたって当たり前のことを言っているに過ぎないのです。
という文章が第1章にあります。
本当にそのとおりだと思います。私も英語のニュースを読むスピードは、日本語のニュースを読むスピードの4分の1くらいで、当然、テレビの英語のニュースでアナウンサーが話している内容はほとんど理解できません。
この本は英語を読むときの文法の知識や語彙力、背景についての理解が大切で、そのことを解説しています。
この本を読んだだけで、魔法のようにすぐに英語ができるわけではなくて、日々の努力が必要だと思いました。