Rで何かをしたり、読書をするブログ

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

読書記録 - 「デザイン経営 各国に学ぶ企業価値を高める戦略」 小山 太郎 著 (中公新書)

デザイン経営というのは、製品やサービスのデザインを中心にしている企業の経営スタイルのようです。そして、デザイン経営といっても各国で特徴があるということです。

日本でも経済産業省・特許庁が

https://www.jpo.go.jp/resources/shingikai/kenkyukai/kyousou-design/document/index/01houkokusho.pdf

「デザイン経営」宣言 というものを「産業競争力とデザインを考える研究」から2018年5月23日に発表しています。

デザイン1ポンドの投資に対して4ポンドの営業利益、デザインを重視する企業の株価は10年間でS&P500社株価指数の2.1倍など、デザイン経営をする会社は成長がいいようです。

だけど、全ての企業がデザイン経営を実践しているわけではないですから、何がデザイン経営を阻んでいるのか?ということに興味を持ちました。

この本では、各国企業のデザイン経営の事例を紹介はしていましたが、阻害要因の考察までは至ってなかったようです。(私の読み込み不足かもしれませんが)