日本のバスの輸送人員数のピークは1970年ということです。今から50年以上も前にピークをつけたことになります。日本の人口のピークはもっと後ですから、少子化問題が起きる前からバス業界は規模が縮小しているということになります。
自家用車の発展が一番、バス業界には影響があったようです。最近になって、高齢者の運転が危険という問題が出てきたので、(今日の病院に行く途中で、3人もひき逃げした、というニュースが流れていました。)、運転免許返納者がこれから多くなることが予想されますから、そのような人たちの交通手段として、バスは必要かなと思いました。ただ、これはバス問題というよりも、日本の公共交通問題(特に地方での)という視点でとらえて、地域の住民、市町村の行政、バス会社、タクシー会社、鉄道会社などみんなで考えなければならないことかな、と思いました。
将来的には、バスというような多人数を運ぶ乗り物でなくて、オンデマンドの自動運転で少人数を運ぶクルマが普及するのが一番いいのかな、と個人的には思いました。
