の続きです。
今回は、人口当たりの図書館数、博物館数、社会体育施設が多い都道府県、少ない都道府県を調べましょう。
2015年度のデータでみてみます。
order関数でデータフレームは並びかえできます。
人口当たりの図書館数が一番多いのは山梨県です。以下、富山県、高知県、長野県、鳥取県、島根県と続きます。
その反対に少ないのはどこでしょうか?
神奈川県が一番少ないです。愛知県、宮城県、大阪府、兵庫県、茨城県と続きます。
博物館の一番多いのは長野県でした。2番目が山梨県、以下、富山県、島根県、石川県、福井県となります。
人口の割に博物館が少ないのは、埼玉県が一番少なく、青森県、大阪府、愛知県、神奈川県、福岡県と続きます。
社会体育施設が人口当たりで一番多いのは、長野県です。以下、秋田県、鳥取県、山梨県、島根県、福島県と続きます。
社会体育施設が人口当たりで少ないのは、大阪府です。東京都、神奈川県、兵庫県、愛知県と続きます。
なんだか、図書館が多いところは博物館や体育施設も多いような感じですね。
pairs関数で散布図マトリックスを描いてみましょう。
どうやら、perLib, perMus, perGymは相関している感じですね。
cor関数で相関マトリックスを描きます。
perLibとperMUsの相関係数は0.790, perLibとperGymの相関係数は0.757, perMusとperGymの相関係数は0.589とやはり相関しています。
それに対して、perGDPとperLibは-0.103, perGDPとperMusは-0.007, perGDPとperGymは-0.281とあまり相関していないです。
今回は以上です。