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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別のパスポート発行数のデータ分析6 - 全部のデータを使って、年や月別の発行数に違いはあるのか?を検証する。

 

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今回は47都道府県全部のデータを使って、年、月にパスポート発行数に違いがあるのかどうかをANOVAで検定してみます。

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p値が0.005586と0.05よりも小さい値なので、年によって発行数に違いがあると言えそうです。

TukeyHSD関数でどの年とどの年が平均値に違いがあるのかを見てみます。

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2010年と2014年の組み合わせが有意に違いがありました。

グラフにしてみます。

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こんどは月ごとに違いがあるかどうかを調べます。

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p値が3.841e-07なので0.05よりも小さいです。従いまして、月ごとにパスポート発行数に違いがあるといえます。

TukeyHSD関数でどの月の組み合わせが有意に違うのか見てみます。

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ちょっと組み合わせの表が大きくなりすぎて、わからないです。

0.05以下の組み合わせだけにしてみます。

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11月と1月、12月と7月、8月と4月、11月と7月、9月と8月、10月と8月、12月と8月、11月と8月に有意な違いがあります。8月は47都道府県で見ても発行数が多いのですね。

plot関数でグラフで表示しましょう。

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今回は以上です。

 次回は

 

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第1回目は

 

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