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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別のバスのデータの分析2 - R言語で年ごとのバス会社の数の推移を見る。増加傾向にあることがわかる。

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Photo by Johannes Plenio on Unsplash

 

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前回までで、pop: 総人口の他はNAがあることがわかりました。とりあえず。各変数の一番新しい年がいつなのかを確認します。

まず、gdp: 県内総生産額は一番新しい年はいつのデータでしょうか?

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gdpは2014年のデータが一番新しいです。

firm: バス会社の数はどうでしょうか?

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firmは2013年が一番新しいです。

passenger: 旅客輸送人員(営業用・バス・人)はどうでしょうか?

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passengerは2018年が一番新しいです。

worker: 就業者数(運輸業・人)はどうでしょうか?

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workerは2005年が一番新しいです。

どうしましょうかね。せっかくですが、passngerとworkerを除外しましょう。

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これでNAのないデータフレームができました。2001年から2013年という13年間のデータがありますね。

まず。年ごとのpop, gdp, firmの平均値の推移をみてみましょう。

まずはpopから

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あまり変化しているとはいえないですね。

gdpはどうでしょうか?

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gdpは2008年、2009年に落ち込んでいます。リーマンショックの影響でしょうね。

firmはどうでしょうか?

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おお!firm: 事業者(バス・社)、つまりバス会社の数は増加傾向にあることがわかりますね。人口や県内総生産額が横ばいという状況で、バス会社が明確な上昇トレンドになっているのは興味深いですね。

今回は以上です。

次回は、

 

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