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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

全国統一の小売物価統計のデータ分析3 - R言語のplot()関数とbarplot()関数で基本的なグラフを描く。5,6,7月が物価が安い月だった。

Photo by Simon Maage on Unsplash 

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の続きです。

このように、name_codeに対応して、sinryou_kenpoのようにそれを表す名前を付与したCSVファイルを作成しました。

これをRに読み込みます。

このデータフレームを前回作成してあるdata_fullsと結合させます。

inner_join()関数で結合しました。

arrange()関数を使って価格の高い順に表示してみます。

一番高いのは、car_gaisha, つまり輸入自動車でした。600万円越えの価格のものは外車だったのですね。

一番安いのは何でしょうか?

一番安いのは電話の通話料でした。8.93円とあります。

品目別の平均価格を見てみます。

tapply()関数で品目別の平均価格を算出して、sort()関数で並び替えてから、barplot()関数でグラフにしました。

自動車の次に高いのはピアノですね。

どれが価格の変動が激しいのか、変動係数(CV)を品目別の算出してみます。

変動係数は、標準偏差 / 平均値なので、まず、function()関数で変動係数を計算するカスタム関数を作ってから、tapply(), sort(), barplot()関数で同じように棒グラフにしています。

par(mai = c(0.5, 1.8, 0.5, 0.5))はグラフの余白を調整するものです。

国語の参考書が変動が激しく、封書や電話配線が安定していることがわかります。

時間軸別の平均価格をグラフにしてみます。

average <- の行で時間軸別の平均価格(対数変換)を算出しています。

yyyymmdd <- の行で時間軸のラベルを作成しています。

そして、plot()関数でグラフにしました。

2010年頃が価格が落ち込んでいるのと、突出して価格が高くなっている月があることが伺えます。

年別、月別の平均価格も見てみます。

1行目はstr_sub()関数でtime_codeのはじめの4文字だけを抜き出しています。

2行目は、tapply()関数でyearごとの平均値を算出しています。

3行目は、table()関数とname()関数でyearを各年一つだけにしています。

そしてplot()関数でグラフにしました。2010年が落ち込んで、そこから回復しています。

同じように月別の平均価格を見てみます。

5,6,7月が価格が低い時期ですね。11月、12月は高いです。

平均価格で安いときは41万4500円ぐらい、高いときは41万7500円ぐらいと3000円ぐらいの違いです。

今回は以上です。

次回は

 

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