Rで何かをしたり、読書をするブログ

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

読書記録 - 「物語 遺伝学の歴史 - メンデルからDNA、ゲノム編集まで」 平野 博之 著 (中公新書)

メンデル以前は遺伝はどのように考えられていたのか、からはじまって最近ノーベル賞を受賞したクリスパーCas9の話まで、それぞれの研究者がどのような過程で遺伝について研究していったのかが書かれています。

メンデルやマクリントックの研究が長い間、学会では評価されなかったことなど、とても優れた研究でも、その他の研究者から認められることは難しいことがあるのだとわかります。

優れた研究をすることが大切なのはもちろんですが、それらの研究を正しく評価することも同じように大切なのだと思いました。