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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別のパソコン所有数量のデータの分析2 - Rのggplot2パッケージでデータを視覚化して全体像をとらえる。

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今回のポストは上のポストの続きです。前回はデータをRに取り込むところまでやりました。今回はデータを視覚化してみましょう。

pc: 千世帯当たりのパソコン所有数量が経年でどのように変化してきたかをみてみましょう。

だんだんとパソコン所有数量が増加していることがわかります。

同じように、shotoku: 県民一人当り所得もグラフにします。

所得は横ばいですね。

次は、educ:大学・大学院卒者の割合です。

大学・大学院卒者の割合が年々上昇していることがわかります。

次は、work:有業男子の仕事時間です。

仕事の平均時間は年々短くなっています。

hobby:趣味・娯楽の時間はいかがでしょうか?

趣味・娯楽の時間は長くなっています。

次はパソコン所有数量と他の変数の相関を散布図で見てみましょう。変数によって調査年に違いがあるので、おおまかな関係性をつかむということで、都道府県別の平均値でみてみましょう。

まずは、1人当たり県民所得の散布図です。

所得が多いとパソコン所有数量も多いという正の相関関係があるようです。

大学・大学院卒者の割合とはいかがでしょうか?

大学・大学院卒者の割合が高いほど、パソコン所有数量が多いという正の相関です。

仕事の平均時間との関係はどうでしょうか?

あまり関係はないような散布図となりました。わずかに負の相関、という感じでしょうか?

最後は趣味・娯楽の時間との関係です。

趣味・娯楽の時間が長いほうがパソコン所有数量が多いという正の相関があるようです。

今回のデータの視覚化でわかったことは、

パソコンの所有台数、大学・大学院卒者の割合、趣味・娯楽の時間は年々増加、1人当たり県民所得は横ばい、仕事の時間は年々減少。

パソコン所有数量と1人当たり県民所得、大学・大学院卒者の割合、趣味・娯楽の時間は正の相関、仕事の時間はわずかに負の相関ということでした。

今回は以上です。

次回は、

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初めから読むには、

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