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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

読書記録 - 「戦後世界経済史 自由と平等の視点から」 猪木 武徳 著 (中公新書)

2009年に出版された本です。

自由と平等の視点から、という副題にあるように、自由と平等という相反することをどのように両立させていくかが難しいけれども大事なことだと感じました。

戦後からの歩みを見ると、全体としては人間社会は良くなってきていると感じました。もちろん、北朝鮮やジンバブエなどのように個々の国レベルでは酷いところもあります。

市場で価格が決定されることが経済社会ではとても大切で、社会主義国家は価格が市場で決まらないことがダメだったと思いました。

また、教育というか倫理、道徳の発展が経済の発展には重要だと思いました。