Rで何かをしたり、読書をするブログ

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

読書記録 - 「経済社会の学び方 健全な懐疑の目を養う」 猪木 武徳 著 (中公新書)

筆者が「社会科学」とは言わずに「社会研究」と言っているのが印象的でした。経済社会は「自然科学」とは違って再現可能性は限られるし、数学のような完全な理論はないのだからということでした。

経済社会は人間の営みを反映したものだから、全てが合理的に進んでいくということはなくて、ある状態になるまでの今までの経緯が大切であるということでした。