Rで何かをしたり、読書をするブログ

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

読書記録 - 「零の発見: 数学の生い立ち」 - 吉田 洋一 著 (岩波新書)

私が生まれる前に出版され、今でも刷を重ねている新書の世界のロングセラーですね。

零の発見、という題の文章と

直線を切る、という題に文章の2つがあります。

アラビア人(エジプト人だったかも)は実用を重んじていたので、円と同じ面積を持つ正方形は、円の半径の10分の9の長さの辺の正方形、ということで間に合わせていたのに、ギリシャ人は思考の世界を重んじていたので、そんな精度では満足できずに、円周率を計算して求めようとしていた、など面白い話がいっぱいでした。