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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

資金循環勘定(平成28年度)の分析1 - R言語で基本統計量を算出

今回からは、資金循環勘定(平成28年度)のデータをR言語で分析してみようと思います。

統計局ホームページ/日本の統計 2018−第4章 通貨・資金循環

このサイトにある、

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この4-5 資金循環勘定(エクセル:37KB)というファイルです。

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実際のファイルはこんな感じです。左上のセルの1,961,616は億円単位なので、196兆1616億円ということですね。

これをR言語に読み込ませるために、

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このようなCSVファイルにしました。早速read.csv関数でR言語に読み込ませましょう。

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read.csv関数でデータを読み込ませた後に、head関数で始めの6行を表示し、summary関数で最小値、第1分位値、中央値、平均値、第3分位値、最大値を表示しています。

一番大きな値は、残高資産と残高負債の最大値で3895兆5550億円です。金額が大きすぎて想像がつかないですね。

そもそも、資金循環勘定とは何かわかってないです。日本銀行のホームページに解説書がありましたので、あとで読むこととします。

資金循環統計の解説 : 日本銀行 Bank of Japan

はじめの数ページを読んだだけですが、取引資産、取引負債は一定期間のお金の流れ(フロー)で、残高資産、残高負債はある基準日時点の残高(ストック)のようです。

取引資産と取引負債の最大値は196兆1616億円です。

フローは196兆1616億円、ストックは3895兆5550億円ですから残高のうち取引された比率は、196兆1616億円 / 3895兆5550億円 = 5.03%ですね。

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 次回は残高のランキングを作成しようと思います。

 

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