の続きです。
今回は前年同月比のデータを作成しようと思います。
前年同月比は式で表すと
(今年のX月値 / 昨年のX月の値) - 1
ですね。分析で使っているデータは24か月分のデータがあって、1行目から12行目が2017年のデータ、13行目から24行目が2018年のデータですから、
((13行目 / 1行目) -1) x 100 としてパーセンテージ表示にしましょう。
まずは、全店売上高から作成します。
round関数を使って小数点以下2桁にしました。全部プラスですね。
同じように既存店売上高の前年同月比を計算します。
既存店売上高はマイナスの月がありますね。
次は全店舗数です。スクリプトをコピーペーストして列のところだけ変えればいいのですが、「Rではじめるデータサイエンス」
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には「コードの塊を3回以上コピー&ペーストするなら、関数を書くよう考えるべきです。(pp.237)」とありましたので、関数を書くのを考えてみます。
こんな感じかな?dfがデータフレームで、pが列番号ですね。
試しに全店売上高(列番号は3)の前年同月比を計算してみましょう。
上の出力結果が関数の出力結果で、下の値が先ほど計算したYoY全店売上高です。
やった!一致していますね。この関数、make_YoYで残りの変数の前年同月比を作成しましょう。
次は、data.frame関数で前年同月比のデータフレームを作成しましょう。
こうなりました。2018年6月の既存店売上高の前年同月比、12.34%ってほんとかな?
ということでデータソースを確認したら、私が2018年6月の既存店売上高を入力ミスしていました。すみません。
修正した値はこうなりました。
summary関数で平均値などを算出しておきましょう。
今回は以上です。
次回は
です。