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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

GDPギャップのデータ分析4 - 80年台、90年台、2000年台、2010年台と10年ごとの年台で差があるのか。

 

www.crosshyou.infoの続きです。

前回は四半期ごとの違いはありませんでした。

今回は、1980年台、1990年台、2000年台、2010年台と10年ごとに区切った年台ごとに差があるかどうかを調べます。

まず、年台を表す変数を作成します。

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こうして作成したdf$Nendaiを使って前回同様にaov関数でANOVA分析をして、summary関数で結果を表示します。lapply関数で一瞬でやってしまいます。

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GDPギャップは年台ごとの違いはありませんが、その他は年台ごとに違いがありますね。

年代ごとの平均値も出しましょう。

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tapply関数をlapply関数をつかってすべての変数について適用しました

潜在成長率、資本投入、労働投入は1980年台が一番高いですね。

plot関数で箱ひげ図も作りましょう。for関数で一気に作成します。

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この箱ひげ図を見ると、1980年台だけが異様に高い値であることがわかります。

今回は以上です。