前回の分析で、自動車輸送統計調査の営業バスの利用の伸び率を計算しました。平成22年度と平成29年度を比較した伸び率です。
こんな感じです。
今回は、伸び率の大きいところ、小さいところを調べようと思います。
order関数で並びかえます。
はじめは、乗合定期人数伸び率です。
伸び率が大きいところは、山梨、香川、岩手、埼玉、岐阜、鳥取です。
伸び率が小さいところは、高知、鹿児島、沖縄、旭川、大分、北見です。
人数の大小でみたときよりもバラエティに富んだ顔ぶれですね。
乗合定期外伸び率はどうでしょうか?
伸び率が大きいところは、山梨、香川、埼玉、京都、東京、茨城です。
伸び率が小さいところは、鹿児島、徳島、熊本、山形、旭川、宮崎です。
山梨は乗合バスの利用が凄く増えたのですね。何か理由があるのでしょうか?
乗合人キロ伸び率をみてみましょう。
伸び率の大きいところは、山梨、東京、滋賀、旭川、岐阜、函館です。
伸び率の小さいところは、徳島、高知、島根、鹿児島、岡山、山口です。
貸切人数の伸び率はどうでしょうか?
伸び率の大きいところは、栃木、長崎、千葉、和歌山、鳥取、島根です。
伸び率の小さいところは、北見、高知、室蘭、旭川、山口、埼玉です。
貸切人キロ伸び率で並び替えます。
伸び率の大きいところは、沖縄、旭川、長崎、栃木、宮崎、群馬です。
伸び率の小さいところは、北見、高知、愛媛、宮城、埼玉、山口です。
旭川は貸切人数は伸び率下位なのに、貸切人キロでは伸び率上位という面白い結果です。一人当の利用距離が伸びたということですね。
一人当の利用距離を調べるのも面白いかもしれません。