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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の後期高齢者医療制度被保険者実態調査のデータ分析5 - 所得の変化幅をt.test()関数でt検定する。

 

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 Photo by Lesly Juarez on Unsplash  

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 このブログは、上のブログの続きです。

今回は所得の変化幅をもう少し詳しくみてみます。

まずは、big6との関係を見てみます。

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2016年から2017年の所得の変化幅は、big6は1万2千円、そうでないところは9950円とbig6のほうが大きいです。

2017年から2028年の所得の変化幅は、big6が1万2800円、そうでないところは1万5400円と逆にbig6のほうが小さいです。

t検定で両者に違いがあるか検定してみます。

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まず、big6ならTRUE, そうでないならFALSEのindexを作成します。

そして、t.test()関数でt検定をしました。p-valueが0.805ですから、両者に違いがあるとは言えません、

2017年と2018年の変化幅も同じようにみてみます。

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p-valueが0.6309ですから、こちらも両者の間に有意な違いがあるとはいえません。

big6かそうでないかで所得の変化幅に違いがあるとは言えないことがわかりました。

続いて、東日本か西日本かで違いがあるかを同様に調べてみます。

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p-valueを見ると、0.1976です。

2016年から2017年の所得の変化幅は東日本と西日本では有意な違いはありません。

2017年から2018年の所得の変化幅はどうでしょうか?

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2017年から2018年の所得の変化幅も東日本と西日本で有意な違いはありませんでした。

今回は以上です。

次回は

 

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