Rで何かをしたり、読書をするブログ

政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

配当ランキングのデータ分析2 - R言語で配当データを分析する。

 

www.crosshyou.infoの続きです。

今回は配当利回りのデータをR言語で分析してみます。

まず、marketのデータをfactor関数でファクター型にしました。

f:id:cross_hyou:20201230163842p:plain

market別の配当利回りの平均値をgroup_by関数とsummarise関数を使って算出してみます。

f:id:cross_hyou:20201230164105p:plain

東証というのはリートやインフラファンドです。どの市場も6%ぐらいですね。

同じことをtapply関数でやってみます。

f:id:cross_hyou:20201230164303p:plain

結果は同じです。文字数はsummarise関数を使うほうが短いです。

ggplot関数とgeom_point関数でmarketごとの配当利回りをグラフにしてみます。

f:id:cross_hyou:20201230165700p:plain

f:id:cross_hyou:20201230165733p:plain

東証1部に一つだけ、配当利回りが10%を超えている銘柄があることがわかります。

同じようなグラフをplot関数で作ってみます。

f:id:cross_hyou:20201230165945p:plain

f:id:cross_hyou:20201230170010p:plain

赤い水平線は平均値です。points関数やlines関数、text関数を利用しました。

market別に配当利回りに違いはなさそうです。aov関数でANOVA分析をしてみます。

f:id:cross_hyou:20201230170210p:plain

p値が0.461ですから、やはりmarket別に配当利回りに違いがあるとは言えないですね。

最後にwhich.max関数を使ってどの銘柄が配当利回りが一番高いのか確認します。

f:id:cross_hyou:20201230170639p:plain

エイベックスが11.18%という配当利回りでした。

今回は以上です。

次回は、

 

www.crosshyou.info

 です。

はじめから読むには、

 

www.crosshyou.infoです。