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配当ランキングのデータ分析2 - R言語で配当データを分析する。

 

www.crosshyou.infoの続きです。

今回は配当利回りのデータをR言語で分析してみます。

まず、marketのデータをfactor関数でファクター型にしました。

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market別の配当利回りの平均値をgroup_by関数とsummarise関数を使って算出してみます。

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東証というのはリートやインフラファンドです。どの市場も6%ぐらいですね。

同じことをtapply関数でやってみます。

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結果は同じです。文字数はsummarise関数を使うほうが短いです。

ggplot関数とgeom_point関数でmarketごとの配当利回りをグラフにしてみます。

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東証1部に一つだけ、配当利回りが10%を超えている銘柄があることがわかります。

同じようなグラフをplot関数で作ってみます。

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赤い水平線は平均値です。points関数やlines関数、text関数を利用しました。

market別に配当利回りに違いはなさそうです。aov関数でANOVA分析をしてみます。

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p値が0.461ですから、やはりmarket別に配当利回りに違いがあるとは言えないですね。

最後にwhich.max関数を使ってどの銘柄が配当利回りが一番高いのか確認します。

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エイベックスが11.18%という配当利回りでした。

今回は以上です。

次回は、

 

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