2011年の秋に京都芸術大学で行われた講義をまとめたものです。
デカルトから始まったヨーロッパの近代哲学は人間中心の哲学で、自然は人間が征服すべきもの、というものなので、これからの世界ではダメだと書かれています。
これからの哲学、人類哲学は人間が中心ではなく、人間も自然の一部であり、自然と共生していく、という考えでなければならないということです。
日本には昔から、「草木国土悉皆成仏」という考え方、草木も土もすべてが仏に成ることができる、という考え方があり、この考えを土台にして人類哲学を築いていく、ということでした。
講義がもとになっているので、とても読みやすかったです。
