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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

都道府県別の1人当りの県民所得と賃貸住宅の家賃のデータ分析3 - R言語のgeom_bar関数で棒グラフを描く。

 

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今回はincome: 1人当りの県民所得、rent_ko: 公営賃貸住宅の家賃、rent_mi: 民間賃貸住宅の家賃を棒グラフにして、どの都道府県が高いか、安いかをみてみます。

まずは、incomeからです。

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1行目のmutate関数で、prefをincomeの大きい順に並び替えています。

2行目のggplot関数で、X軸をpref, Y軸をincomeに指定しています。

3行目のgeom_bar関数で棒グラフを描いています。aes(fill = region)として地域ごとに色分けするように指定しています。

4行目のcoord_flip関数でX軸とY軸を反転させています。

5行目のtheme関数で文字のサイズを指定しています。

6行目のxlab関数でX軸のタイトルを非表示にしています。

グラフではどの都道府県か文字が小さくてわからないかもしれないので、reorder関数を使って、prefをincomeの大きい順に表示してみます。

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一番incomeが多いのは東京都、二番目が愛知県、三番目が三重県となっています。

棒グラフを見ると、東京都がずば抜けて多いことがわかります。

 

rent_koの棒グラフを作成します。

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こちらも先ほどと同じように、都道府県名だけ高い順に並べてみます。

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東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県と南関東の4件が上位です。グラフを見ると、東京都がずば抜けて高いわけではないですね。

 

最後はrent_miです。

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こちらも都道府県名を表示します。

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今回はdat_2014$pref のように$オペレータを使うのではなくて、with(dat_2014, ~~~)を使ってみました。東京都、神奈川県、埼玉県、大阪府が上位4です。

グラフを見ると、一番安い山口県の安さが目立ちますね。

今回は以上です。

次回は

 

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