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政府統計の総合窓口のデータや、OECDやUCIやのデータを使って、Rの練習をしています。ときどき、読書記録も載せています。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

消費者態度指数の分析1 - 基本統計量

今回は、消費者態度指数を分析してみたいと思います。 消費者態度指数は、消費動向調査から算出される指数です。 上の画像は、e-Stat(政府統計の総合窓口)にあった説明文章です。8,400世帯に毎月15日時点で調査を実施しているとのことです。15日に調査をして…

出入国管理統計の分析5 - 人数をカテゴリカルデータに変換してクロス表分析

今回も2018年4月の出入国管理統計のデータを使って分析します。入国者数、出国者数をカテゴリカルデータに変換してクロス表を作成してみたいと思います。 read.csv関数でcsvファイルのデータをR言語で読込み、summary関数でデータのサマリーを表示し、subset…

出入国管理統計の分析4 - 空港か港か x 日本人か外国人か のクロス表と 出国か入国か x 日本人か外国人か のクロス表

今回は前回の続きで、空港か港か x 日本人か外国人か のクロス表と 出国か入国か x 日本人か外国人か のクロス表を作成して連関を分析します。 まずは、read.csv関数でデータをR言語で読込み、summaru関数でデータのサマリーを表示します。 出国者または入国…

出入国管理統計の分析3 - 港か空港か x 入国か出国か のクロス表

最近、クロス表の作成していないので、前回の出入国管理統計の2018年4月のデータを使って、クロス表を作成しようと思います。 前回までは、元のcsvデータファイルは、このように このように空港か港、入国日本人、入国外国人と属性が列になってそれぞれの人…

出入国管理統計の分析2 - データを大きい順・小さい順に並び替える。

出入国管理統計のデータをR言語で大きい順、小さい順に表示してみたいと思います。 一番多いのは成田空港だと思うのですが、一番少ない(ゼロでなくて)ところはどこなんでしょうか? order関数で並び替えることが可能です。 前回と同じデータのcsvファイルを…

出入国管理統計の分析1 - 港と空港で日本人・外国人の比率は違うのか?

今回は、出入国管理統計のデータを見てみたいと思います。 出入国管理統計とは、「法務省で取り扱っている事務のうち,地方入国管理局等で取り扱った入国審査,在留資格審査及び退去強制手続等に関する統計報告を集計したものである。」とのことです。(e-Sta…

農業経営統計調査分析2 -野菜作経営分析。果菜類・葉茎菜類・根菜類ってなに?

今回は、前回に引き続き、農業経営統計調査から野菜作経営についてのデータを分析してみようと思います。 野菜作経営のファイルを開いてみました。 このようなデータです。このうちの露地野菜の作付規模で果菜類、葉茎菜類、根菜類と3種類の統計があるのでこ…

農業経営統計調査分析1 - 水田作経営の稲作、麦類、豆類の規模の比率に変化はあったか?

e-stat.go.jpのページを見ていたら、新着統計のコーナーに、農業経営統計調査というのがありました。クリックすると下のような画面になりました。 本調査は、毎年、農業経営体の経営収支を調査し、~~~とのことです。経済関係の統計は目にする機会が多いで…

読書記録 - 「科学の方法」中谷宇吉郎 著 岩波新書

科学の方法 (岩波新書 青版 313) 作者: 中谷宇吉郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1958/06/17 メディア: 新書 購入: 16人 クリック: 283回 この商品を含むブログ (43件) を見る 1958年の本、私の生まれる前の本でしたが、内容は全く古くありません。今…

景気ウォッチャー分析9 - その他のDI項目と東証株価指数の関係

前回は、景気ウォッチャー調査の合計DI(現状判断・方向性)と東証株価指数の関係をみましたが、合計DIを株価指数の売買の判断にしても効果が無いことがわかりました。そこで今回はその他のDI項目について調べてみようと思います。 まずは、エクセルにこ…

景気ウォッチャー分析8 - 合計DIと東証株価指数の関係

この前、東証株価指数のデータを手に入れたので、このデータと景気ウォッチャーのデータを組み合わせて分析をしたいと思います。 景気ウォッチャーの合計のDIを見て東証株価指数の売買の判断材料にしよう、という作戦です。 具体的には、前月の景気ウォッ…

内閣支持率は調査する会社によって違うのか?

統計の本を読んでいると、よく出てくるのが内閣支持率が前月に比べて減った(増えた)かを2項検定で検定する、という例です。 この内閣支持率で、前月からの変化ではなくて、調査する会社によって有意な差があるのかどうかを調べてみたいと思います。 「世論調…

東証株価指数の分析1 - 変化率は正規分布しているか?

法人企業統計、梅雨入り、景気ウォッチャーと分析(のまねごと)してきましたが、実益に結び付けたいな、という邪な考えがわいてきました。 そこで、株価を分析して儲けよう!という無謀なことを企てました。まずは株価データがいるな~と思って探してみたら、…

景気ウォッチャー分析7 - 月によって景況感に違いはあるか?

今回は、景気ウォッチャー分析の現状判断DI(方向性)を使って、月ごとに景況感に違いがあるかどうかを調べてみたいと思います。 まずは、read.csv関数でデータをR言語に読み込ませ、summary関数でどのようなデータなのかを確認しましょう。 このようなデー…

景気ウォッチャー調査分析6 - カテゴリーデータを円グラフに

前回、景気ウォッチャー調査現状判断DI(方向性)のデータをカテゴリーデータ化しました。40以下は超不況、40より上50以下は不況、50より上は好況の3分類です。 こんどはそれをR言語を使って円グラフで表示します。 まずは、データが入力されているcsvファ…

景気ウォッチャー調査分析5 - 数値データをカテゴリーデータに変換する

前回の分析で、景気ウォッチャー調査の現状判断DI(方向性)は正規分布していないことがわかりました。今回は、R言語を使って、 それらのデータをカテゴリーデータに変換してみたいと思います。 ヒストグラムで表示したときに、左に裾が広がっていたので、40…

景気ウォッチャー調査分析4 - 分野別DIのデータは正規分布しているか?

今回は、景気ウォッチャー調査の分野別DI(方向性)のデータが、正規分布といえるかどうかを調べてみたいと思います。 データが正規分布にしたがうかどうかは、K-S検定(Kolmogorov-Suminov, コルモゴロフ・スミノフ)です。 R言語でデータを読み込み、ks.test…

景気ウォッチャー調査分析4 - 分野別DIのデータをヒストグラムで表示

前回R言語で読み込ませた2018年05月の分野別の景気の現状判断DI(方向性)のヒストグラムを表示してみましょう。hist関数で簡単にできます。 こんなエクセルファイルが内閣府のホームページから取得できます。 これをR言語に読み込ませるために、 こんな感…

プライバシー・ポリシー

Google AdSenseの使用についてのプライバシー・ポリシー当ブログではGoogle AdSenseによる広告サービスを利用しています。このような第三者配信事業者は、ユーザーの興味に応じた広告を配信するため、当ブログや他のブログ、サイトへのアクセス情報DoubleCli…

景気ウォッチャー調査分析3 - 分野別景気の現状判断(方向性)DIのデータの基本統計量

景気ウォッチャー調査のサイトを閲覧していたら、こんなエクセル表にたどりつきました。 このデータを使っていろいろ分析してみよう、というかR言語の練習をしてみようと思います。 まず、エクセル上でR言語に読み込ませやすいように加工しました。 これをR…

景気ウォッチャー調査分析2 - 回答率と景況感に相関はあるのか?

前回は、各地域によってアンケートの回答率に違いがあるかどうかを調べました。 その結果、中国地域の回答率100%は有意に全国平均より高く、四国、九州、沖縄は全国平均より有意に回答率が低いことがわかりました。これは、その地域の景況感に影響されている…

景気ウォッチャー調査分析1 - 地域によって回答率に差はあるのか?

本日(06月08日)、5月の景気ウォッチャー調査が内閣府から発表されました。 平成30年5月調査(平成30年6月8日公表):景気ウォッチャー調査 - 内閣府 この調査は、アンケート調査で各地域の景況感を調べているものなのですが、アンケートに対する回答率が以下…

梅雨入り・梅雨明けデータでクロス表分析3 - 梅雨入り・梅雨明けの時期は昔と今で変っているのか?

今回は、梅雨入り・梅雨明けの時期が昔と今で変っているのかを調べたいと思います。 前回と同じく、R言語を使います。まずは、read.csv関数でデータを読み込みます。 読み込んだデータをsummary関数でどんなデータかを表示しました。 今回使うデータは、「…

梅雨入り・梅雨明けデータでクロス表分析2 - 梅雨入り・梅雨明けの時期と降水量に関係はあるか?

前回に引き続き、梅雨入り・梅雨明けデータを分析しようと思います。 今回のテーマは、梅雨入りの時期と降水量に関係はあるか?を調べたいと思います。 まずは、R言語のread.csv関数でデータを読み込みます。 データを読み取ったら、梅雨入りの時期と降水量…

梅雨入り・梅雨明けデータでクロス表分析1 - 梅雨入りが早ければ梅雨明けも早いか?

昨日(06月06日)、関東甲信・東海・近畿地方が梅雨入りしたと、気象庁から発表がありました。 そこで今回は、梅雨入り・梅雨明けのデータを使ってクロス表分析の練習をしてみたいと思います。 気象庁のホームページ(www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_ba…

法人企業統計の分析15 - 製造業と非製造業の総資本経常利益率の中央値に違いはあるか?

今回は、2016年度の法人企業統計年報のデータを使って、製造業の総資本経常利益率と非製造業のそれとで中央値に違いがあると言えるかどうかを検定してみたいと思います。ノンパラメトリック検定というものですね。 まずは、csvファイルのデータをR言語に取り…

法人企業統計の分析14 - 製造業データと非製造業データの分離

今回は2016年度の法人企業統計年報を使って製造業だけのデータと非製造業だけのデータに分離をしたいと思います。 まずは、csvファイルにあるデータをread.csv関数でR言語に読み込ませます。 summary関数でどういうデータか見てみましょう。 では、製造業だ…

読書記録 - リサイクルと世界経済 小島道一 中公新書 2018年

リサイクルと世界経済 - 貿易と環境保護は両立できるか (中公新書) 作者:小島 道一 発売日: 2018/05/18 メディア: 新書 日本の古紙や家電、ペットボトルなどいろいろは廃棄物や中古品が世界各国に輸出されている。

法人企業統計の分析13 - 規模と総資本回転率でクロス表分析

今回は、2016年度の法人企業統計年報のデータを使って、規模と総資本回転率のクロス表分析をしてみようと思います。 まず、read.csv関数でデータを読み込みます。 summary関数でどんなデータが読み込まれたかを確認してみましょう。 今日の分析で使うデータ…

法人企業統計の分析12 - 規模と売上高経常利益率でクロス表分析

前回の分析で、企業規模と総資本経常利益率は関係があり、規模の大きいグループは総資本経常利益率も高いグループが多い、ということがわかりました。 今回は、規模と売上高経常利益率の関係を見てみたいと思います。 使用するデータは、2016年度の法人企業…